久保 公人・久保 貴実乃
私たちは対話による設計を大切にしています。
コロナウイルスをきっかけに生活様式が変化した今、人それぞれ家の使い方に多様性が生まれました。固定概念に捉われず、新たな価値観を話し合い共有しながら、時間の経過とともに魅力と愛着が増す建物をご提案しています。
地方移住を決めた東京出身の30代夫婦、4人家族のための住宅です。
この計画は家での生活が増え外に出られず窮屈な生活を送る子供たちのために「のびのびと生活できる新しい拠点をつくりたい」という要望からスタートしました。
様々な名山に囲まれた長閑な丘陵地に建つこの敷地で、自然環境を多く取り入れ、日常生活が季節の変化に影響されず、夏は涼しく冬の厳しい寒さに耐えられる、開放的で個々のスペースを持つ高性能住宅をつくりました。
日本で一番古い木造洋風長屋と呼ばれる建物の一室を改修した、クラフトビールの製造所と10席ほどのタップルームをもつマイクロブルワリーです。
道路側の扉をすべて開くと、店内の賑わいの様子を街中に響かせ、街を活気づけるきっかけとなるように考えました。街のお祭りの際には前面道路が山車や神輿の通り道となり、その様子を見ながらお酒を飲むことができます。
無機質な木質セメントと有機的な木材を組み合わせた空間は気品の中にも温もりのあるインテリアにしました。
(株)久保一級建築士事務所
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