家族の思い出が詰まった住まいに、面影を散りばめつつ、快適な空間へとよみがえらせる。そんな匠の技術を持つのがマルヤマ工務店の丸山磨代表だ。古民家鑑定士一級や、伝統資財の再活用に必要な知識と技術を証明する伝統資財施工士の資格を保有し、神社仏閣の修繕経験も豊富な古民家再生のプロだ。
「古民家の難点は古くて大きく、現代の住まいと比べて住みづらいこと」と丸山代表。逆にこの点が解消されれば、新築にはない魅力的な住まいになる。とはいえ古民家再生は新築以上に建築の難度が高く、高度な技術や経験、ノウハウを要する。同社では断熱性の向上のほか、耐震性の強化、採光の確保、最新の住宅設備の導入によって快適に住み続けられる空間を造ることが可能だ。
丸山代表自らが構造や傷み具合を確認。状況や希望に応じて、それまで住まいを支えてきた大黒柱や個性的な梁を生かしたリフォームや、難易度の高い減築などを取り入れた古民家再生が可能だ。傷みの具合によってはフルリノベーションを提案することもある。
古民家をカフェや民泊などに生かしたい人向けにマッチングの相談も受ける。また、伝統的な日本家屋の建築も得意としており、現在はその技法の使い手が少ない「船柮出梁(せがいだしばり)」など、神社仏閣の手法を生かした新築も手がけている。
代表 丸山 磨
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