日本で初めてシステムキッチンを発表して50周年を迎え、モデルチェンジした「セントロ」=クリナップ提供
日本で初めてシステムキッチンを発表
クリナップは、同社が日本で初めてシステムキッチンを発表して50周年を迎え、「セントロ」をモデルチェンジした。
ニーズに合わせて選び方を多様化
快適に暮らすのに必要なキッチン、バス、トイレなどの住宅設備は優先度が高い。各メーカーは性能やデザインなどを競って製品を開発している。新築するなら最新情報をキャッチしておきたい。注目の商品や技術などを紹介する。クリナップは、同社が日本で初めてシステムキッチンを発表して50周年を迎え、「CENTRO(セントロ)」をモデルチェンジした。
◎木調デザインを追加
クリナップは、同社が日本で初めてシステムキッチンを発表して50周年を迎え、上位シリーズのシステムキッチン「CENTRO(セントロ)」をモデルチェンジし、6月から販売している。ニーズに合わせて選び方を多様化した。
セントロは、ステンレスキャビネット(箱型収納)を採用し、高い耐久性に加え、臭いやカビなどを防げるのが特色。モデルチェンジでは、セラミック製ワークトップ(天板)に木調デザインを追加し、上質感のあるキッチンを提案する。硬度を上げ、丈夫さが増した新素材の人工大理石「フォルテックス」をワークトップやシンクで新たに展開している。
ステンレスシンクは職人手作り
◎「ダーク美コート」で汚れ、傷を防ぐ
トレンドの「ブラック」を取り入れたステンレス製ワークトップ「バイブレーションダーク」は、独自のコーティング技術「ダーク美コート」により、親水性や耐久性を持ちながら、汚れや傷を付きにくくした。美コートは親水性のセラミック系特殊コーティングで、油汚れが密着せずに水で簡単に洗い流せる機能。
ステンレスシンクには、厚さ1.2㍉の板を職人が手作りする「クラフツマンシリーズ」を用意。コンロは、ガスコンロとIHヒーターをセットにしたハイブリットコンロも選べる。 レンジフードにはファンフィルターを自動洗浄する「洗エールレンジフード」もある。
県内に2カ所あるショールーム(高崎、太田)で、新製品の展示や機能・技術の説明を行っている。
自由な動線が魅力のアイランドキッチン(セントロ)
汚れや傷に強いセラミックのワークトップ