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2023.09.13

家庭菜園 「ちこりな」再挑戦

発芽から6枚葉まで成長した「ちこりな」。間引きを経て、最終的には13株を育てる予定        

発芽から6枚葉へ成長

 すみか家庭菜園では、9月に入り、根菜の「ちこりな」が少しずつ育っている。猛暑が続く中で遮光ネット(トンネル式)を導入して〝成果〟が出ているようだ。

発芽率40%は失敗か? 

種まき3日後に発芽(8月27日)

3枚葉の株を確認(8月31日)  

ちこりなの種袋    

◎1度目は失敗
 ちこりなは、農業に関わる商品全般を扱う会社、ぐんたね(渋川市吹屋)のオリジナル野菜。7月13日に初めて種まきをしたが、発芽せず失敗してしまった。前日に雨が降り、畝(うね)を作った際に土壌に土の塊が多くできてしまったのが原因ではないかと考えている。記録的な猛暑の影響もあったかもしれない。

 栽培中のちこりなは、8月24日に種をまいた。連日の猛暑や台風などの影響で再挑戦の時期が遅れてしまった。1度目の種まきの際に作った畝に鍬(くわ)を入れて再構築し、前回の教訓から、その上に育苗に使っている培養土(ぐんたねタネまき培土)を盛った。

 畝は、2㍍の菜園の大きさに合わせて作り、長さは約160㌢、幅は約30㌢。20㌢の間隔で2列のすじを入れ、その中に7、8㌢間隔で種をまいた(すじまき)。2列で計45粒をまいた。最後に土をかぶせ、種と土を密着させて吸水性を高めるため、手で軽く押した。

 種をまいた後に、遮光ネット(トンネル式)で畝を覆った。

間引きで残る13株を育成へ

◎〝子どもたち〟しっかり育てる
 種まきから3日後の27日に3株が芽を出した。「今度こそ」という期待が膨らむ。発芽数は少しずつ増えていったが、9月13日現在でわずか18株にとどまっている。
 
 株の状態は、8月31日に3枚葉の株を、9月3日に4枚葉の株、12日には6枚葉の株も確認した。発芽率は40%と結果はあまり良くないと思うが、確実に育っていることに喜びを感じている。

 この後、さらに成長を促すため、株と株の間隔が約15㌢になるように間引きを行う予定。現状では、5株を間引く必要があり、栽培するちこりなは最終的に13株になりそうだ。45粒をまいて、13株しか残らないのは心が痛むが、今は「この〝子どもたち〟をしっかり育てていくしかない」と強い決意で臨んでいる。

遮光ネットで強い日差しに対処

種をまいた後に、遮光ネット(トンネル式)で畝を覆った                       

◎ダンポール4本で支柱
 遮光ネットは、強い日差しを考慮して、ぐんたねから提案を受け、同社が黒いネットとトンネル式で支柱とする細長い「ダンポール」4本を用意してくれた。

 ダンポールは、畝を挟んでアーチ型にして地面に押し込んで使う。長さが210㌢もあり、切って長さ調整する必要があるかな、と思っていた。でも、現場で実際に押し込んでみると、ぐいぐいと地中に入っていき、ちょうどいいサイズのアーチになった。しかも、細いのにしっかり支柱の役割をしている。

◎クリップでネットと支柱を固定
 支柱を4本立て、その上に遮光ネットをかぶせた。ネットが風などで飛ばないように、ホームセンターで買った園芸用ステンレスクリップでネットと支柱を固定した。クリップは支柱の上と左右に使い、計12個を取り付けた。水やりは、片側のクリップを外してネットをめくり上げて行っている。

カエルが登場 荒らされた?

畝の上に現れたカエル  

株の近くに穴。カエルの仕業か         

 化学肥料や農薬を使わずに栽培しているせいか、親指大のカエルを数匹見かけるようになった。ほほ笑ましく思っていたところ、畝をよく観察すると、株の近くに穴を掘ったりしているようで困っている。遮光ネットの両端部分をコンクリートブロックで押さえて対策したが、周囲でカエルのアタックが続いている。

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