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【リフォーム】 無料の見積チェックサービスを利用しよう

「住まいるダイヤル」に電話や見積書送付

公益財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センターが運営する「住まいるダイヤル」(ナビダイヤル0570・016・100)は、法律に基づいて国土交通大臣から指定を受けた住宅専門の相談窓口で、リフォーム見積チェックサービスが無料で受けられる。

一級建築士が技術的観点で助言

◎相見積もりで価格相場や対応の違いが分かる
リフォームを進める上で大きなポイントの一つとなるのが、事業者への見積もりの依頼。事業者は複数(2社以上)選んだ上で、各社からプランと見積もりを取る相見積もりをすることで、妥当な価格の相場や技術力、対応の違いなどが分かる。とはいえ、専門的な内容を比較するのは難しいこともある。困ったら、専門家が見積もりをチェックする無料サービスを利用してみよう。
公益財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センター発行の「住宅相談統計年報2023」
「住まいるダイヤル」のホームページでは、「見積書をもらったけど、何が書いてあるかよく分からない」「省エネ改修の見積書の専門用語や材料名称などがよく分からない」「お願いしたリフォーム工事の内容がちゃんと入っているか」など、リフォームの見積書について不安などがあったら相談ください、と呼びかけている。

◎図面があるとより詳細な確認できる
利用したい人は、まず「住まいるダイヤル」に電話する。一級建築士の相談員がリフォーム工事の内容や見積書の不明点、不安点などを聞き取り、助言してくれる。

希望に応じて見積書を郵送やファクスで送ると、相談員が見積書の項目や見積書の単価と市場価格などを確認し、技術的観点からチェックする。後日電話で、相談者に事業者に確認するポイントや、注意する点などをアドバイスしてくれる。

見積書の確認は1通か2通とし、平面図、立面図、配置図といった図面があるとより詳細な確認が可能となる。事業者とトラブルが起きている場合は同サービスを利用できないが、「住まいるダイヤル」の電話相談で相談に対応している。

見積書の相談 22年度471件

同センターが9月に発行した「住宅相談統計年報2023(2022年度の住宅相談と紛争処理の集計・分析)」は、「住まいるダイヤル」のリフォーム見積チェックサービスに寄せられた相談内容について詳しく取り上げている。

◎部位別で「屋根」が最多
同サービスで、事業者から取得した見積書に関する相談は22年度471件で、見積書の送付を受けた相談は279件だった。

見積書の送付を受けた279件について集計(複数カウント)を行ったところ、戸建て住宅のリフォームの主な目的は、「部位の修繕」が77・3%と最も高く、「部位の更新」69・0%、「生活・活動への適合」12・0%と続く。主な部位は、「屋根」67・6%、「外装」49・5%、「内装」18・5%の順となっている。

◎金額に関する内容が9割超
主な相談内容は「単価や合計金額は適正か」が93・1%、次いで「工事内容や工事項目は適切か」が89・8%と高くなっている。「事業者の信頼性につい」は19・6%、「事業者の選定はどのようにすればよいか」は7・3%。

主な助言内容としては、「工事範囲や工事内容の確認点について」が96・0%、「単価情報等の提供」が94・9%と高く、「耐震改修や施工方法など技術的な助言」は78・9%、「契約時の注意点」は47・6%だった。

相談者が見積書を取得した事業者の数は、「1社」が73・5%と最も高くなっている。2社以上から見積書を取得している相談者は26・5%だった。

諸経費が計上されている見積書のうち、諸経費の割合をみると、「5%未満」が40・2%で最も高く、次いで「5%以上10%未満」が36・6%と高かった。

※グラフ3点は住宅リフォーム・紛争処理支援センター発行の「住宅相談統計年報2023」を基に作成

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