【2024年補助金】子育てエコホーム支援事業って何?
「今年こそ、マイホームを!」と思っているけれど、昨年から物価はずっと上がりっぱなしだし、住宅の建築価格も高くなったと聞いて、つい踏み出せない人って多いんじゃないでしょうか。
今回は、昨年(2023年)11月に閣議決定された「子育てエコホーム支援事業」について、ご紹介します。
子育て世帯や若者夫婦世帯を支援
国土交通省 子育てエコホーム支援事業ホームページより
「子育てエコホーム支援事業」って何だろう
国のホームページによると、「エネルギー価格などの物価高騰の影響を受けやすい子育て世帯・若者夫婦世帯による高い省エネ性能を有する新築住宅の取得や、住宅の省エネ改修等に対して支援することにより、子育て世帯・若者夫婦世帯等による省エネ投資の下支えを行い、2050年のカーボンニュートラルの実現を図る事業です」となっています。
つまり…
子育て世帯や若者夫婦世帯が、
省エネ性能の高い新築住宅を取得したり、
住宅省エネ改修をする場合、
国が補助金で応援するということなんです。
▼どんな支援なの?
補助金の申請を行うことで、新築住宅で『最大100万円』の補助を受けられます。
100万って、おっきいですよね。
リフォームも対象になります。
ことし、マイホームを計画している人はチェックしておきたい補助金ですね。
▼対象となる人は?
国土交通省 子育てエコホーム支援事業ホームページより
新築の場合、以下の①と②を満たす必要があります。
①子育て世帯や、若者夫婦世帯の方
●子育て世帯:申請時点において、18歳未満の子を有する世帯。
●若者夫婦世帯:申請時点において夫婦であり、いずれかが39歳以下の世帯
②エコホーム支援事業者と工事請負契約または不動産売買契約を締結し、住宅を新築または新築分譲住宅を購入(所有)する方
▼いくらもらえるの?
注文住宅の新築 新築分譲住宅の購入
・長期優良住宅:1住戸につき100万円
以下の①かつ②に該当する区域に立地している住宅は、原則、補助額50万円/戸。
①市街化調整区域
②土砂災害警戒区域又は浸水想定区域(洪水浸水想定区域又は高潮浸水想定区域における浸水想 定高さ3m以上の区域をいう。)
・ZEH住宅: 1住戸につき80万円
ただし、以下の①かつ②に該当する区域に立地している住宅は、原則、補助額40万円/戸。
①市街化調整区域
②土砂災害警戒区域又は浸水想定区域(洪水浸水想定区域又は高潮浸水想定区域における浸水想 定高さ3m以上の区域をいう。)
リフォーム
・子育て世帯・若者夫婦世帯:上限30万円/戸
・その他の世帯: 上限20万円/戸
※子育て世帯・若者夫婦世帯が既存住宅購入を伴う場合は、上限60万円/戸
※長期優良リフォームを行う場合は、
・子育て世帯・若者夫婦世帯:上限45万円/戸
・その他の世帯:上限30万円/戸
▼交付申請は2024年3月より
補助金を受け取るには、予め補助金の事務局に事業登録している事業者(※)と契約する必要があります。
交付申請期間は2024年3月中下旬からです。
予算上限に達したら受付終了になるので、対象になるかもと思ったら早めに検討しましょう。
※登録事業者の公表は2月頃と予定されています
子育てエコホーム支援事業の公式ホームページはこちら
https://kosodate-ecohome.mlit.go.jp/