日々の暮らしを楽しむ38坪のリアルサイズ　広い土間とデッキのある家

「ウチ」と「ソト」を緩やかにつなぐ 土間のある豊かな暮らしを提案

子育て家族に等身大のモデルハウス

　雄大な赤城山を望み、利便性の高い立地が魅力の前橋ローズタウンで、大進建設は人気のモデルハウスを公開している。建物のコンセプトは「日々の暮らしを楽しむ」。夫婦と子ども２人の４人家族を想定した延床面積38坪の２階建ては、まさにリアルサイズ。暮らしのワンシーンが手に取るようにイメージできる。家づくりを検討している子育て世代にとって、等身大のモデルハウスと言える。

　南面に家が建つ敷地でありながら、入念な敷地環境調査の下、光の入りと風の抜けをプランに落とし込み、見事に立地条件をメリットに変換させている。

可能性が広がる土間の存在

　リビングは吹き抜けの大空間。高窓から日の光が降り注ぎ、目の前に建つ家の存在を忘れてしまうほど、明るさと開放感に満ちている。リビングの大開口の先に連続するタイルデッキは、深い軒と目隠し格子に守られ、ここでバーベキューやプール遊びも楽しめそうだ。

　ダイニングキッチン側には広さ５畳ほどの土間が併設され、「ウチ」と「ソト」をつなぐ中間領域として機能している。雨天時の子どもの遊び場に、自転車置き場に、日曜大工の作業場に。あるいは観葉植物を育てたり、泥付き野菜やごみなどを一時的に置いたり…。土間の使い道に決まり事はなく、日常のさまざまなシーンで自由に活用できる。

開放的な間取りとスムーズな動線

　間取りは２階が子ども部屋と小さな書斎のみ。１階だけで生活が成り立つ。キッチンに立つと吹き抜けの大空間と開口の先の屋外まで目線が届き、家族の気配が感じられる。

　家事効率を考えた動線も見どころの一つ。キッチンのすぐ奧に室内でも屋外でも洗濯物が干せるランドリールームを配置。衣類を脱いで洗って干して収納するまでの、一連の作業がスムーズだ。ランドリールームと洗面スペースの間に脱衣室を設け、動線を連続させながら扉で空間を仕切れることも、家族が気兼ねなく使えるポイント。生活動線上には収納を各所に用意したことで整理整頓ができて、すっきりとした状態で快適に過ごせる。