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片流れの大屋根に太陽光パネルを11.55㌗搭載した住まい。屋根やサッシを黒で統一したモダンな外観は、平屋とは思えない見映えのよさと存在感がある。玄関ドアを開けると目に飛び込むのは白と黒のゆったりとしたホール。大理石調の床と石張りを思わせるエコカラットの壁面がホテルライクな印象だ。
ご夫妻が石田屋を選んだのは、自身の理想とする間取りがあったから。それは家の中心にキッチンを配置した広いリビング空間と、行き止まりのない動線が幾重にも回遊する間取り。「他社では柱や壁に制限があってできないことも、石田屋さんがかなえてくれました」
リビングは柱も間仕切り壁もない22畳の大空間。天井は2.7㍍の高さがあり開放感が得られる。フロアを一望できるゆとりある広さの対面キッチンはこの空間の主役。奥さまの希望で横並びにダイニングテーブルを配置した。キッチンの正面に備わる小上がりの和室は、引き込み可能な3枚扉を採用。普段は引き戸を開放し、リビングの続き間として空間の広がりを楽しむ。和室に設けた階段は小屋裏収納へつながり、秘密基地としての遊び心も持ち合わせている。
これほどの大空間は、〝地震に強い家〟を掲げるパナソニックの耐震住宅工法「テクノストラクチャー」の構造の強さによって実現した。
夏涼しく、冬暖かい高断熱の家。開口部にはトリプルガラス樹脂サッシを採用し、高性能なセルローズファイバー断熱材は調湿・防火・防音など優れた効果を発揮する。また大容量の太陽光発電に加え、ダブル蓄電池を導入。昼間は発電した電気を使用し、夜は蓄えた電気で賄い、自給自足した電気で光熱費0円を目指す。「発電モニターを小まめにチェックするのが楽しい」と話すご夫婦は、高騰する電気代を気にすることなく暮らしている。
これらZEH基準を大幅に上回る高性能な住まいは、国の指標する最高ランクのLCCM(ライフ・サイクル・カーボン・マイナス)住宅に認定され、補助金の対象となった。ご夫妻は「満足のいく家ができました」と笑顔で答えてくれた。
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