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大塚夫妻が家を建てるのは2棟目。渋川市郊外の赤城山腹に暮らしていたが、前橋市との境界近く、利便性の高いエリアへ引っ越すことになった。
横山建設への依頼は、「すみかくらぶ」を読んで興味を持って訪れた同社のモデルハウスと、本社工場の見学が決め手となった。「横山茂社長の手は、まさに職人の手。信頼できると直感した」とご主人は語る。専務夫妻の住居兼モデルハウスでは、階段の裏側など隅々まできれいに清掃され、見えないところまできっちりと仕事をするプロ意識を感じたという。さすが、2棟目ともなると目の付けどころが違うようだ。
大塚邸はビルトインガレージを含めて55坪という大きな平屋だ。L字型の構造にガレージを組み合わせた複層構造となっている。ブラウンの塗り壁はシックで、落ち着いたたたずまいの中にもラグジュアリーな趣がある。
夫妻が「暮らしやすさに徹底的にこだわった」と語るように、室内は効率的な生活動線とデザイン性が高度に融合した空間に仕上がっている。
暮らしの中心となるLDKは、空間の一体感を保ちながらも、ダイニングキッチンとリビングに分かれている。オープンキッチンの背面は作業コーナーや収納だが、スライド式のドアで見えないようにすることができる。また、奥のパントリー兼納戸は玄関、ガレージへと効率的につながっている。
天窓付きの勾配天井のため、室内は平屋ながら吹き抜けとなり、明るく開放感がある。リビングサイドの和室は、縁なし畳を用いた和モダンな空間だ。
一方、ワイドなランドリールームには作り付けの大きなデスクがあり、家事が楽々こなせそうだ。他に、家族それぞれの部屋があり、ご主人の部屋にはロフトも付いている。
室内は基本的に無垢材と珪藻土の組み合わせ。棚やデスク、テレビ台も無垢による手づくりだ。構造材には県産材を用い、補助金を利用した。
従来住んでいた地域は冬の寒さが厳しかったため、夫妻は徹底的に暖かい家づくりを要望した。外張り断熱を含めたダブル断熱、窓ガラスはトリプル、床暖房という組み合わせとなった。暮らし始めたばかりで冬は経験していないが、防音性能の高さは実感した。「断熱性能も期待できそうだ」とご主人。
「ささいなことでもフットワーク良く対応してもらい、ベストな家づくりができた」
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