時間がゆっくり流れる家

　住まい手からは「シンプルな形の平屋で柱や梁が見える家」という要望をいただきました。

　敷地は県道沿いの広い土地の一画で東には山と畑が見える陽当たりの良い立地です。冬場の太陽熱を充分に蓄えられるよう東西に長い形状とシンプルな切妻屋根の外観としました。

　敷地内で最も目線の抜け感のある遠くの山と畑が望める東側にリビングを配置し、玄関ホールからすべての部屋に通じるよう一間ピッチの柱を基本とした間取りとしています。

　余裕のある空間でゆったりとした幸せな時間が流れるよう願いを込めて設計しました。