全館空調でどこでも快適 家族で楽しむ おうち時間

全館空調と性能、担当者が決め手

　Nさんご夫妻は、結婚を機に家づくりを考え始めた。「全館空調は絶対条件でした」と奥さま。全館空調のある実家で育ったが、一時アパート暮らしをしたことでその快適さを再認識した。全館空調の効果を最大限発揮するために不可欠なのが、高い断熱性と気密性。必然的に、住宅性能の高さも外せない条件となった。

　確固たる意志を持ちパートナー探しをする中で出合ったのが、11期連続で「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー」を受賞したヤマト住建。最初に心を引かれたのが全館空調「YUCACOシステム」だ。「Your （あなたの）Uniform(均一に）Conditioned （調整された）Air（空気の）COnfiguration （配置）」の略で、空調室に設置したルームエアコン一台で室温をほぼ一定に保つばかりか、ダクトを通って送られる風の強さを変えることで各部屋の温度を調整できたり、不要な箇所はスイッチを切ったりできる優れもの。また、信頼できる経験豊富な営業担当者の存在も決め手となった。

広いリビングに家事ラク動線

　家づくりで重視したのは暮らしやすさ。「最低でも20畳」とご主人が希望したLDKを中心に、日常的な暮らしはワンフロアで完結できるよう、必要な空間は1階に集約した。コンパクトな坪数で理想を形にするため、動線を考え抜き、極力廊下を省いた。

　リビングとひとつながりのキッチンは奥さまのこだわり。バスルームから洗濯機、物干し場、ウッドデッキと一直線につながる動線も使い勝手が良い。ウォーキングクローゼットは、掛ける収納で洗濯物を畳む時間を短縮。ひと目で見渡せ、朝の時間に余裕が生まれた。

　最後までこだわったのはテレビボード周り。「憧れだった間接照明を、梁代わりに用いたカーテンボックスの中に付けてくれました」と、提案されたアイデアに満足そう。

暑い夏も安い電気代

　センスよくまとめられた室内は、居心地の良さを醸し出す。色は白、グレー、ブラウンの3色に絞り、ベースは白、家具や設備はグレー、ドアなどにアクセントとしてブラウンを使うことで、シャープな中にやさしさのある上品な空間を作り出している。

　「家が快適なので、室内で過ごす時間が増えました」とご夫妻。全館空調は愛犬にも好評で、庭を見渡せる給気口の上がお気に入り。太陽光発電を搭載したことで、暑い季節でも電気代は月3,000円未満。冬に向けても心配はないという。

　こだわった分、気がかりなのは価格だが、ご夫妻は機能を重視し、自分たちに不要なものはカットするなどしてコストダウンにつなげた。
　大満足の新居。「思い通りの家づくりができました」と振り返った。