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玄関に上がった瞬間、木のぬくもりとともに足元から感じる暖かさ。訪れる人の多くが床暖房かと錯覚するという。「実際は家庭用のルームエアコン1台で家中を暖めています。全館空調だから部屋ごとの温度差をつくらないんです」と、ヤマト住建高崎店の清水隆一店長は胸を張る。全館空調といえば導入費用が高いイメージだが、同社の全館空調「YUCACOシステム」はエアコン1台で家中を室温管理できるため、導入費用も光熱費も節約できるという。
この低コスト・ハイクオリティーな全館空調システムを実現可能にしているのが、同社が誇る「高気密・高断熱住宅」だ。窓からの熱損失を抑える高性能樹脂サッシや、壁の内外両方に断熱材を入れ、さらに屋根や基礎にも断熱材を入れて家全体をすっぽり包み込んで外気を遮断する。部屋ごとの温度差が少ないから、ヒートショックの心配もなく、家族みんなが1年中健康で快適に過ごせる。
ヤマト住建は兵庫県神戸市に本社を構え、今年、創業34年を迎える。「日本の住宅を世界基準にする」を使命に、家族が健康・快適に暮らせる住まいや地球環境に配慮した住宅を提供するため、「長寿命」「広い」「安い」「性能がいい」という家づくりに取り組んでいる。現在、全国に29拠点あり、県内では2016年に伊勢崎店、昨年4月に高崎店がオープンした。
健康的な住まいに加え、阪神・淡路大震災を経験してきただけに安全で頑丈な家づくりを徹底。耐震等級3 相当の耐震性能と、揺れを吸収する「制振ダンパー」を組み合わせて地震に強い家を提供している。
口コミやSNSを中心に情報発信し、広告費は最小限に抑えて、高性能で健康・快適な長寿命住宅を適正価格で提供。お客さま一人ひとりの考えを大切にした満足度の高い家づくりをしてくれると評判が高い。
高崎市中泉町に完成したモデルハウスは、家族4人と愛猫が住まうことを想定して造られた。新型コロナウイルス感染症対策として、帰宅後すぐに手洗いやうがいができたり、リモートワークを快適にする作業スペースを設けたりと、細やかな配慮も施されている。
広いLDKと吹き抜けも特徴。通常は吹き抜けがあると暖かい空気が上がって1階は寒い印象があるが、冷気を感じることがない。熱交換ユニットで取り入れた新鮮な空気をエアコンが温度調整し、ダクトで各部屋に運んで床や天井にある給気口から噴き出して循環するから温度差が小さいのだという。実際に測ってみると、キッチン下にある点検口の床下も、2階子ども部屋のロフトも約24度の暖かさ。しかも、20畳用のエアコン1台で延べ床面積の41坪分を全館空調しているから驚きだ。
同社は「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エネジー」で大賞を2回受賞。清水店長は、「未来の子どもたちのためにも健康的に住める長寿命住宅づくりに取り組んでいます」と話す。ぜひ、住宅性能の違いをモデルハウスで確かめてみてはどうだろう。
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