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東西に長い敷地に建つM邸は、味わいのあるダークカラーの左官仕上げに、ウッディーな横張りの外壁で変化を付けた特徴のある建物。片流れの屋根勾配が裏山のフォルムと見事に調和している。
ご夫妻が家づくりを依頼したのはコンクスハウジング。それというのも、ご主人の同級生が同社に勤務していることに加え、ご夫妻の友人、知人など身近な人が同社で家を建てており、その住み心地を実際に見聞きしていた。「決め手は人。スタッフの皆さんが友だちみたいに話しやすくて」と奥さま。
土地探しから依頼するとタイミングよく土地が見つかり、家づくりがスムーズに動き出した。「地元の職人さん、業者さんが施工してくれる安心感がありました」とご主人は振り返った。
コンクスハウジングの手掛ける家は、漆喰の壁と無垢材に包まれた、自然素材の優しくナチュラルな居住空間が真骨頂。さらにM邸は、ご主人の好みを存分に反映させ、黒をふんだんに取り入れたメリハリのあるコーディネートが特徴だ。リビングに敷き詰めた無垢の床はダークカラーをセレクトし、そこにソファやダイニングセットなど黒い家具を配置。天井のシーリングファンやシェードカーテン、ダウンライトの枠や引き戸の取っ手など、細部にわたって黒にこだわった。それらによって漆喰の白壁が一層際立ち、自然素材のぬくもりはそのままに、モダンな雰囲気を醸し出している。
このリビングが家族の暮らしの中心となり、扉1枚で家じゅうどこにでもつながり、1階だけで日々の生活が成立する。
リビング階段を上ると中2階が現れる。階段を挟んで、子ども部屋が2室。その下の階層には、低天井かつ大容量の収納スペースを2カ所設けた。流れのいい生活動線を考慮し、リビングのすぐ裏側にファミリークロークが備わる。
当初、ご夫妻は2階建てを希望していた。同社の平屋モデルハウスを見学し、間取りや動線に魅了され、「平屋がいい」と路線変更。そのうえで、すっきりと暮らしたい奥さまと、洋服や靴を数多く所有するご主人は、収納スペースの確保にこだわったという。
2021年1月から新居で暮らしている。「夏はエアコン1台、冬は床下暖房だけで家じゅうが快適。特に梅雨の不快なジメジメ感が全然なかった」と喜ぶ。いずれは両親との同居も考えているようで「その時はコンクスさんに頼んで、増築してもらおうかな」と構想をふくらませている。
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