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アパートで暮らしていたNさんご夫妻。子どもが走り回るようになったころ、「家賃を払い続けるならマイホームを建てた方が良いのでは」と思い始めたのが、家づくりのきっかけだった。
自由設計の家は夢だったが予算オーバーになると考え、当初は建て売り住宅を見て回った。そんな時、奥さまのお母さまが勧めてくれたのが本紙「すみかくらぶ」に掲載されていたナベホーム渡辺沖次郎商店だった。
特に「自由設計の注文住宅、すべて込みの1848万円」の文字に心を引かれた。すべてとは、本体工事のほか、電気、ガス、水道などの付帯工事。さらに設計料、LED照明、オーダーカーテン、網戸、床暖房、浴室暖房、エアコン3台。一般的には別途工事となる外部給排水、駐車場2台分、レンガ100個分のエクステリア工事、仮設工事や諸費用に至るまでが含まれる。あらゆる工事を社員で手掛けることで人件費や諸経費などを削減。「ここなら」と、ご夫妻は希望を抱いた。
「身の丈に合っていると思いました」と微笑むご主人。一方、奥さまは「本音を言うと最初は不安もあった」と話す。水回りやエアコンなどの設備は、いわゆるノーブランド製品だと思っていたからだ。ところが、キッチンはタカラスタンダード、エアコンはパナソニック、サッシはYKKなど誰もが知るメーカー。「一気に気持ちが上がった」と晴れやかな表情を見せる。
ご夫妻の理想が図面になると、ナベホームの渡辺誠社長が余分な点を指摘し、代替え案を出してくれた。その姿勢に「会社の利益より、私たちのことを心から考えてくれているのを感じました」と信頼を寄せる。「現場監督はこまめに連絡をくれ、大工さんも頼りになる。安心して楽しみながら住まいづくりができました」と振り返る。
家づくりでご夫妻が大切にしたのは家族の時間。家族で長時間過ごすリビングは、広さと動線の良さにこだわった。逆に子ども部屋や寝室はコンパクトにするなど、空間にメリハリを利かせた。
間取りのイメージは、主にご主人が考えた。無駄のない家事動線や、キッチンから和室で遊ぶお子さまが見られる間取り、洗濯物を畳まずに収納できるファミリークローゼットなど、「家事をする人の使い勝手の良さ」を追求したという。「家族を思ってくれてうれしい」と奥さまはにっこり。感染対策として、玄関に手洗いを設けた。住まいづくりを通じて互いを思いやり、家族のきずなも一層強まった。「広いリビングやバルコニー、ウッドデッキでたくさんの思い出を作りたい」と夢を話してくれた。
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