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堤建設は、デザイン性豊かな自由設計で、住み手と環境に優しい家づくりを提案している。今月、渋川市半田に初めて建設したモデルハウスは、立地に合わせた間取りが得意な同社の特徴がよく表れている。カテゴリーにとらわれないシンプルな外観で、耐震等級3相当、断熱等級は4相当と住宅性能も高い。
玄関ドアはスマートキーを採用し、防犯性を高めた。玄関脇の埋め込み型ポストはアクセントカラーの赤を選択。家の中から郵便物を取れる便利な仕様だ。
玄関の横にシューズクローゼットと土間収納を兼ねたスペースがある。空気清浄機付きの照明が設置され、換気対策も十分だ。キッチンにも通じているので、玄関から部屋を通らず荷物を運び入れることができる。
廊下の脇には今、人気の手洗いスペースを設けた。外から帰ったら、リビングに入る前に、うがいや手洗いができ、家族の健康に配慮した作りとなっている。
日当たり抜群の小上がりの和室スペースは、押し入れのほか、畳の下に収納スペースを設けた。南に面した掃き出し窓から日差しがたっぷり差し込み、明るく開放的。廊下とリビングを引き戸で区切ることもできる。
L字型のシステムキッチンはTOTOの最上級グレード「ザ・クラッソ」を採用。シンプルな空間に調和したデザインが特徴で、タッチスイッチと幅広のシャワー、除菌水の水栓もある。ダイニングはブルーの壁紙で落ち着く雰囲気に仕上げた。天井には換気扇を設置し、ホットプレートを使って焼肉をした時などに、匂いがこもらないよう工夫されている。
リビングは長年、堤安弘社長の趣味でもあるアウトドアを生かした「おうちでキャンプ」がテーマ。緑色の壁紙と等間隔に設けた高窓で、森の中のテントにいるような雰囲気にした。天井もダイニングの2.4㍍に対し、3㍍と高く、解放感が味わえる。照明はレール式のスポットライトを設置。ダイニングと同様、リビングも通りに面しているため、高い位置に窓を設けてプライベートを確保した。
動線を考えた機能的な1階に対し、2階は2つの子ども部屋と寝室、浴室、洗面所、ランドリースペースと、プライベートな空間を集めた。天井裏に設けた約6畳のロフトスペースは、普段使わない荷物の収納場所として活用できる。
風呂に入った後にすぐ寝られるようにと、2階に浴室を設けた。システムバスもTOTOの最上級グレード「シンラ」を採用。ゆったりくつろげる大きめの1717サイズで、体を包みこむような形状の「ファーストクラス浴槽」や除菌水による「床ワイパー洗浄」などを備えている。広々したランドリースペースは、収納式の物干しを設置。空気清浄機付きの照明と除湿機を備え、天気に悩まされることなく洗濯物が干せる。
機能的な家事動線と、ハイスペックな住宅機器を備え、堤社長は「当社の家づくりに対する思いを上手に表現することができました。2階に浴室やランドリールームをまとめた間取り(設計)を、ぜひ体感していただきたい」と話す。モデルハウスは1月中旬からオープンするが、外構部分は順次着工する予定。庭づくりの過程も楽しめそうだ。
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