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左官仕上げの外壁に木目調の窓枠が調和する、温かみのあるK邸の外観。Kさんご家族は昨年6月からこの家で暮らし始め、快適な日々を送っている。
ご夫妻が家づくりを依頼したのはコンクスハウジング。見学した本社併設のモデルハウス「イーズ」は、「求めていた雰囲気にぴったりでした」と奥さまは振り返る。家づくりにおいて、奥さまがこだわったのは漆喰の塗り壁と無垢の床を用いたナチュラルなテイストの家。一方でご主人は住宅性能を重視していた。そんなご夫妻が同社を選ぶ決め手となったのが、メンテナンスコストの掛からない家づくりへの取り組み。機械頼りにならないパッシブ換気や家じゅうをムラなく暖める床下エアコンのシンプルな仕組みに共感したからだ。
K邸の玄関に入ると、広いホールが現れる。ベビーカーやスノーボードを置ける土間収納が備わり、その横に設置した造作洗面台は、このコロナ禍においておおいに役立っている。キッチンは玄関に近く、買い物の運び入れがスムーズ。またキッチンのすぐ裏側に浴室、洗面、洗濯、室内物干しスペースが集約されている。巧みに計画された家事動線は、共働きのご夫妻にとって強い味方となる。
LDKはキッチンを中心にL字につながる。間仕切りのないゆとりある空間は漆喰の塗り壁と無垢の床に満たされ、そこに配置した家具がナチュラルウッドのシンプルな内装と調和している。照明はダウンライトのみ。あえてペンダントライトを選ばなかったのも空間をすっきり見せるためだという。
すでに新築した住まいで夏も冬も体験したご夫妻。その住み心地を尋ねると「家の中の温度差がなく快適」と即答した。特に冬は軽装で過ごせて、掛ける布団の枚数も減った。「そういえば、家族が風邪を引かなくなりました」とほほ笑む。
キッチンの天井に設けたガラリは、空気が循環するようにご主人がリクエストしたもの。ちょうど上の階層には書斎があり、家族の気配が感じられ、声も届く。「家に居る時間が楽しくなりました」と話すご夫妻。奥さまは、娘さんと一緒にお菓子作りを楽しんでいる。庭の芝生を自分で植えたというご主人は、「さらに庭に手を加えていきたい」と、家で過ごす楽しみを笑顔で語ってくれた。
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