災害に強い頑丈な造り　安心・安全な「長期優良」の子育て住宅

期間限定モデルハウス

地震や風水害などの災害に強い頑丈な造りに、高気密・高断熱の快適性を兼ね備えた木造２階建ての期間限定モデルハウスが、前橋市亀里町に完成した。

　建築したのは、常に長期優良住宅を標準仕様とし、高品質の家を適正価格で提供しているユーケーホーム浦野建設。新型コロナ感染症の拡大を受けて、同モデルハウスには家の奥までウイルスを侵入させない工夫や、ステイホーム、リモートワークといった生活スタイルの変化に対応した細やかな配慮が施されている。

　「子育て世代の親子４人を想定して造られています」と担当者。「この家で安心・安全に子育てを楽しみながら、仕事との両立した生活を送ってほしい」と願っている。

玄関ホールにも洗面台

三州陶器瓦の屋根に白と木目調の窯業系サイディングの壁が、青空に映える期間限定のモデルハウス。「変色・褪色30年保証のメンテナンスが〝ラク〟な外壁材を使用しています」と担当者。

　玄関を入ると、ホール右手にコートロッカー、突き当りには左に洗面台、右にトイレが設置されている。「外から帰ったら、コートや上着を脱ぎ、手洗いやうがいをしてリビングに行けるようにしました」と、担当者は工夫の一端を語る。

　約22畳分の広さがあるLDKは、来客時にキッチンが見えにくいようにL字型になっている。リビングに隣接する和室（5.4畳）の引き戸を開けると、広々とした空間はさらに広がり、開放感を味わいながらくつろぐことができる。

　リビング階段を上がった２階ホールにはスタディーコーナーを設置。リモートワークにうってつけの場所になっている。「主寝室（12畳）にも机やテーブルを置くスペースがあるので、仕事場として利用できます」と担当者。ウイズコロナを意識した苦心の跡がうかがえる。

半地下のストックルーム

災害に強いのもこの家の特長だ。耐震等級３を取得し、耐震性をはじめ耐久性、省エネ性などに優れているほか、火災に強い省令準耐火構造になっている。また、最近増えている水害に備えて、基礎の高さを通常（40㌢）より高い60㌢にして、万一の際にも床上浸水を免れる工夫も施されている。「基礎が高いので、階段下に半地下室（1.2畳）を造ることができました」と担当者。「防災用品や食料を備蓄するストックルームとして大いに活用してもらいたい」と話す。

　もう一つ子育て世代にとってうれしいのは、家事のしやすい間取りだろう。キッチン、家事室、ランドリースペース、洗面脱衣室が一直線に並び、リビングへの回遊性も確保。家事動線が実に効率よくできている。収納スペースも玄関の土間収納をはじめ、パントリー、ウオークインクローゼット（2.7畳）など豊富で、和室の畳の下には３つの床下収納を備えており、片付けには全く困らない。さらに魅力的なのが2階の広々としたバルコニーで、セカンドリビングとして家族の触れ合いの場にぴったりだ。