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爽やかな印象の総2階建て。2色に塗り分けた外壁に、黄緑色の玄関ドアがアクセント。屋根には太陽光パネルを搭載している。屋外は真冬の寒さが身にしみるが、家の中は暖かく快適そのものだ。
「子育てしやすい環境で暮らしたい」。施主のYさんは子どもを身ごもったことをきっかけに、家づくりに動き出した。大叔母と住んでいた旧家は築年数が経過しており、キッチンと居間が分離していた。また階段が急で老後の心配もあったという。
家づくりの依頼先は気心の知れた大竹住建。大叔母の家をリフォームした際に、手厚い対応で親切にしてもらったこと、自由設計による縛りのない間取り、それでいて手の届く良心的な価格帯が決め手となった。「社長さんは家まで出向いて相談にのってくれました」と振り返る。
玄関に入るとすっきりとした白い空間が現れる。ホールの正面には2階へ続く階段。左手にワンフロアのリビング空間が広がる。大叔母の部屋はホールの右手に配置した。リビングに併設させなかったのは、就寝時間帯が違うため、生活音への配慮からだ。
白を基調とした明るいリビング空間に洗練されたグレーのクロスが引立つ。リビングのその先にはサンルームを併設し、木製のベンチを置いた。暖かな空間は洗濯物干しだけでなく、子どもの遊び場にも利用している。
2階はYさんの寝室と子ども部屋がある。滑り台を置いて遊べる広い子ども部屋は、いずれ2部屋に仕切ることも可能だ。さらに2階には、2匹の愛猫専用の部屋が備わる。壁には爪を研いでもいいように腰板を張り、すき間を利用して猫用のトイレ置き場を設置した。
住み心地を問うと「暖かくて、収納が豊富で、子育てしやすい家ができました。子どもが住み継いでくれたら嬉しいですね」とYさんはほほ笑んだ。
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