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切妻屋根のシンプルな木造住宅。白を基調とした外観は、グレーの壁材がアクセントになり、スマートな印象を与えている。無駄がなくコンパクトな設計だがしっかりとした造りのため、延床面積が約30坪ながらそれよりもずっと大きく見える。
建築したのは伝統的な建築手法で、幅広い層に支持されている山崎工務店。見えない部分にもこだわった家づくりに定評があり、純和風な住宅だけでなく、洋風の家も得意としている。安心・安全な高い住宅性能と快適さのどちらもかなえながら、さまざまな工夫を凝らし、流行に左右されない住まいを提供し続けている。
タイル張りのポーチに立ち、玄関のドアを開けると、広い玄関収納に気付く。ホールを左手に進むと、広々としたスペースが目に飛び込んでくる。家族の団らんの場となるLDK(16畳)は、間仕切りがなく開放感が感じられる。
掃き出し窓から太陽の光がたっぷり差し込み、明るく温かみのある空間が広がっている。キッチンに立つとフロア全体が見渡せるのもファミリー層にはうれしい構造だ。
内装は白で統一感を持たせ、床材は石目柄で欧風のテイストに仕上げた。目を引くのは、LDK東側に配置した米スギを使った木目の壁。木を愛し、木にこだわる同社ならではのアイデアだ。
2階に上がるとすぐに、自然光がふんだんに降り注ぐサンルームが目に入る。天気を気にせず洗濯物を干すことができ、日々の家事負担が軽くなるのはうれしい。花粉症の季節には特に貴重だ。
家族層の暮らしを想定し、寝室と洋室2室は収納を充実させた。寝室にはウオークインクローゼット、洋室2部屋にもそれぞれクローゼットが備えられている。洋室2室は、子ども部屋として使用することを意識し、カーテンやパーテーションで仕切ることも可能。
同社の山崎昭弘社長は「家族生活の利便性に配慮した」と話している。今後も快適に暮らせる住まいづくりに取り組むつもりだ。
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