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東側に広がる雄大な赤城山の景色を望む絶好のロケーション。商業施設でにぎわうエリアもほど近く、利便性と眺望を兼ね備えたこの土地が気に入り、Iさんご夫妻は新居を建てた。
存在感のある黒い外観のI邸は、延床52坪の2階建て。1階にセメントの質感を生かした外壁材をアクセントに採用し、重厚な雰囲気を醸し出す。土地探しから建築まで一貫して請け負ったのは、地域を知り、地元に根差す堤建設。
機械力に頼らず、自然の力を利用した工法で、室内の温度と湿度をコントロールする「エアサイクルの家」を施工できる点も、家づくりのパートナー選びの後押しとなった。
「希望したのは一つ一つの空間の広さ」と話すご主人。ゆとりのある玄関ホールを抜けると、ワンフロアの大空間が現れる。
視界に飛び込んでくるのは、ダイニングキッチンを配置した東の壁面に連続する腰高窓。裾野を伸ばす赤城山の遠景を日々の暮らしに取り入れる。奥さまがリクエストしたL字型のキッチンは作業がしやすく、窓から景色も楽しめる。リビングには自然光が降り注ぎ、開放感あふれる大きな吹き抜けが備わる。
構造材を現しにした天井やリビングに併設する小上がりの和室は、同社のモデルハウスを参考にしたという。この広い空間を支える化粧柱はご主人のこだわり。実家がそうだったように「子どもの成長の記録を柱に刻んでいきたい」とほほ笑んだ。
大きな吹き抜けを介して空間が連続する2階には、主寝室と子ども部屋、そして広々としたバルコニーが備わり、気候のいい時期には家族でバーベキューやプール遊びが楽しめる。
新生活がスタートして1カ月が過ぎたところ。ご夫妻に住み心地を問うと、「家の中の温度差が少なくて心地いい。省エネが期待できる」と、夏涼しく冬暖かいエアサイクルの快適性を実感。朝は早く、帰宅も遅いというご主人は、わずかな在宅時間でもリラックスできているそう。
特にゴロンとくつろげる和室がお気に入りとのこと。料理が好きな奥さまは「ゆくゆくは庭で家庭菜園をしたり、果実のなる木を植えたい」と瞳を輝かせた。
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