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「今とこれからを考えた心地よさ」がテーマの小林建設の住宅展示場「ギャラリーhinosumika」。近くの山で育った木材の活用、気候風土や周囲との調和、自然との共生など、こだわりのすべてを「ギャラリー」のように見せられたら、とつくられた。吹き抜けの開放的なリビング、庭と室内をつなぐヒノキのデッキや大開口部、2階のオープンスペースなど、居心地のよい空間を各所に配置。深い軒や光と風の動線を考えた設計など、同社が得意なパッシブデザインも取り入れている。
気持ちの良い木の家と省エネ性能が共存している点が評価され、「ギャラリーhinosumika」は同社3度目のグッドデザイン賞(2017年度)を受賞。その後発表した「S-box+」(埼玉県本庄市)も2022年に4度目となる受賞を果たす。
地域工務店による4ヵ所の展示場のグッドデザイン賞受賞は、全国でも他に類を見ないという。
同社は創業1921年。社員に多くの一級建築士を抱え、アーキテクト(設計者)とビルダー(施工者)の両方を備えた工務店だ。最も特徴的なのが、自社設計士たちがチームで「社内コンペ」を行い、磨き抜かれたプランをお客さまへ提案すること。設計士集団が生み出す同社ブランドの住まい「陽の栖」はこうしてつくられている。
「家を売る」のではなく「家をつくる」。この信条を貫く姿勢や取り組みはユーザーに加え、同業他社からも一目置かれており、全国各地から視察や研修に訪れる工務店も多い。
同社の家づくりに欠かせないのが、パッシブデザイン。光や風など自然の力を活用し、1年を通して快適な家をつくる考え方をさす。「寒い、暑い、暗い、風が通らない」というストレスがなく、光熱費の負担も軽減される。
一方、最適な冷暖房や給湯設備を用いて、快適・安全・省エネ性を高めるアプローチがアクティブデザイン。この2つのデザインの融合が「1年中過ごしやすい住まい」をつくる上で必須として、実践している。
展示場を埼玉県本庄市と高崎市で5ヵ所展開するほか、完成見学会や住宅無料相談会などを随時開催している。
「正直につくる木の家」に触れるきっかけにしてみては。
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