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赤城山を望む眺望のいい高台に建つA邸。ウッドデッキを覆うように深くせり出した軒と、それを支える桁や柱の木部が落ち着きのあるオフホワイトの外壁に調和する。庭先の植栽が美観をより一層引き立たせ、和の風情を漂わせる。
Aさんご夫妻が住まいのパートナーに選んだのは、国産材にこだわり上質な木の家を建築する松浪建設。同社のモデルハウスが「ずっと気になっていた」というご夫妻が見学したのは夏の時期。室内の空気感が心地よく、木の香りと漆喰の塗り壁の清涼感に包まれ、極めつけは薪ストーブのあるたたずまいに心ひかれたという。
転勤で群馬に来たご夫妻。豊かな自然が気に入り、この環境で暮らしたいと家づくりを計画した。「山の見える場所がいい」アウトドアが好きなご主人はロケーションを重視し、自らの足で3年がかりで土地を探した。ドローンを飛ばして景観を確認するほどの徹底ぶりだ。
その上でご夫妻が希望したのは、将来的に1階だけで暮らせる2階建て。家族が集うリビング空間を伸びやかに、2階の子ども部屋2室はコンパクトに、景観を優先したご主人の書斎も2階に設けた。階段を上ると、吹き抜けの大きなFIX窓に目線が抜け、里山の景色が1枚の絵のように視界に入る。書斎の西窓からは赤城山の雄大な景色がいつでも楽しめる。
奥さまはキッチンを核に、効率のいい家事動線や収納を各所に希望した。要望をまとめた手書きシートを自身で作成し、打ち合わせに持参したそう。設計士がプランに反映したのは円を描ける動線。通り抜けられるファミリークロークは奥さまのお気に入りだ。
吹き抜けから光が降り注ぐ、明るく開放感あふれるワンフロアのLDK。併設する和室は、襖を開放して日常的に利用している。「ひとつの空間でたくさんの居場所があり、家族が自由に過ごせる」と話すご主人。リビングのコーナーには念願の薪ストーブが備わり、冬にはピザを焼いて家族で楽しんだ。火のある豊かな暮らしを満喫している。
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