国立赤城青少年交流の家の「地域探究」プログラム(ちいぷろ)オリエンテーション合宿」が4日、前橋市の同施設で始まった。富岡高1、2年生30人が6日までの3日間で地域の課題を見つけ、解決策を探る。
初日の午前中は同市の前橋中央通り商店街周辺でフィールドワークを行った。同市地域おこし協力隊の三ツ井朋大さんが空き家を改装して始めた店舗などを紹介。「自分がやりたいことを実現したら、地域の活性化につながった事例がある。まずは自分がわくわくするものを見つけて」と助言した。
同校1年の須藤愛さん(15)は「さまざまな視点で若手が活躍していると分かった。合宿で課題解決能力を高めたい」と話した。
高校生に地域での活動を通じて課題解決能力などを養ってもらう国の「全国高校生体験活動顕彰制度」の一環。最終日に今後の行動計画を作成する予定。