南牧村 災害備えインフラ整備

南牧村 災害備えインフラ整備
       

村民の命や暮らし、村内事業者を守るため、新型コロナウイルス感染症対策やインフラ整備に重点を置いて当初予算を組んだ。

長引くコロナ下での感染症対策費は約8200万円を確保した。そのうちPCR検査の補助費には600万円を計上。陽性者が確認された村内の事業所で、濃厚接触者にならなかった人が検査を受ける際、富岡市甘楽郡医師会の協力医療機関で受診した場合に限り村が費用を補助する。

インフラ整備には、近年多発している大規模災害に備え約1億2600万円の予算をかける。完成からおよそ55年がたち老朽化が進んでいる高原橋(同村大塩沢)を補修する。村内にある4本のトンネルについては、今後も安全かつ低コストで使い続けるため、長寿命化計画を立てる。

人口減・少子化対策としては、移住・定住を促すため村内にある空き家3戸を改修する。村外から移住した家族には、通学に必要となる物品の購入費として、子ども1人当たり5万円を補助する。

2024年度に開校予定の小中一貫教育を実施する義務教育学校の建築設計費には2800万円を充てた。南牧小とともに新校舎の建設候補地となっている旧磐戸中の校舎解体費は、2150万円を盛り込んだ。

  

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