「子育てするなら甘楽町」をテーマに掲げ、さまざまな支援制度の新設と拡充を決めた。誰もが安心して子育てできる環境を整えることで、人口流出を抑制し、移住定住を促進する。
本年度から小中学校の給食を無料化した。町立学校に通う約８８０人の食費を軽減し、子育て世帯の負担を抑える。町内産のコメや野菜を給食に使い、郷土食材への愛着を高めるとともに農家を後押しする。
高校生世代の医療費を無料にした。通院、入院にかかる保護者の経済的負担を減らし、子どもたちの健康維持につなげる。
第２子以降の保育料も無料化。これまでは第３子以降無料とした制度を拡充した。
１カ所だった学童保育所を３カ所に増設。小学校区ごとに学童保育所を置き、安全性と利便性を高めた。
本年度末の供用開始に向け、上信越道甘楽パーキングエリアのスマートインターチェンジ整備事業を進める。交通網を整備し、町民の日常生活、通勤、通学に活用してもらうとともに観光客を増やし、町内産業の活性化に取り組む。
スマートフォンの使い方教室を開き、高齢者の生活も支援する。
