木のおもちゃなどを製造販売するつみ木堂(明和町須賀)は23日、2階建ての体験型店舗「つみ木のいえ」を同所にオープンする。約1万ピースの積み木を用意した。
1階のメインエリアは5千ピースの積み木がある。積み上げて塔や城を作るなど、さまざまな遊び方に対応する。カラフルな積み木を用意し、料理に見立ててままごとができるスペースも備えた。2階では、玉が転がる道を作ることができる穴が開いた「トンネルキューブ」をつなげて遊べる。店舗内の壁や床、天井にはサクラ、ヒノキ、マツといった木材を使い、木のぬくもりを感じられるようにした。かんなくずの匂いから木材の種類を当てるクイズコーナーもある。
松本将利代表(39)が自転車店だった空き家を購入し、4年ほどかけて電気系統を除くほとんどをDIYで作り上げた。「積み木は応用することで多彩な遊び方ができる。ここでの遊びが将来の財産になれば」と願う。上毛新聞社とグリーンファンディングが共同運営するクラウドファンデング(CF)サイト「ハレブタイ」を活用し完成した。
土、日曜、祝日の午前9時半~午後5時。利用時間は最長90分。1回500円。1歳半未満は無料。問い合わせは同店(☎070・9324・0980)へ。