空き家対策の探究活動に取り組む沼田女子高(生方一徳校長)の生徒23人は16日、沼田市中心街でフィールドワークを行い、空き店舗の現状などについて考えた。
これまでは総合の時間を使って外部講師による勉強会を開いてきたが、校外での活動は初めて。沼田商店街連合会の鈴木務会長と市街なか対策室の職員が案内役となり、空き店舗を借りて昨年6月から営業する写真店や利用されていない蔵、小料理店だった空き店舗の3カ所を見て回った。
鈴木会長によると、現在、中心街のおよそ3分の1が空き店舗や空き地になっているという。桜井優利香さん(1年)は「実際に見ることで、『こうしたら利用できる』と考えることができた」と話した。