みどり市による「お試し移住ツアー」が29日、市内で始まった。県外在住の3世帯計7人が名所や小学校を巡り、緑豊かで子育て環境が整った同市の魅力を体感した。
大間々庁舎に集合した参加者に対し、須藤昭男市長は小中学校の給食費が無料であることなどをPR。その後、高津戸峡やながめ余興場、岡直三郎商店しょうゆ蔵などを訪れ、自然や歴史文化に触れた。2022年に新設された笠懸西小も見学した。
家族4人で参加した東京都の会社員、西村圭太さん(41)は「自然の中で子どもが伸び伸びしていて良かった。生活環境をしっかりチェックしたい」と話した。
一行は浅原体験村に宿泊し、30日は農業体験や先輩移住者との交流会が予定されている。