自然豊かな桐生市黒保根町の魅力を知ってもらおうと、「KIRYUほしぞらキャンプ」が29日、同町の花見ケ原森林公園キャンプ場で始まった。県内外の5世帯14人が野外活動を通じて、山里の楽しみ方を堪能した。
市と「市移住支援フロントむすびすむ桐生」が、関係人口創出のため実施。東京都の他、埼玉や千葉など近県から参加があった。
県内で活動する「はるなネイチャーゲームの会」の会員の指導により、子どもたちは鳥のさえずりなどの音を数えるゲームや、抜け殻やキノコなどを探すビンゴに挑んだ。
千葉県の会社員、藤倉俊秀さん(50)は長女の桧花理さん(9)と参加。「自然体験に興味があった。娘も楽しそうで良かった」と声を弾ませた。
参加者はバーベキューを楽しみながらの交流会や星空観察をした後、大自然の中で1泊。30日は管理人体験をする。