渋川市の移住定住促進事業に1千万円を寄付したとして、信金中央金庫(東京都)が紺綬褒章を受章した。同金庫県分室の和田祐輔所長と北群馬信用金庫の入沢達也理事長らが市役所を訪れ、高木勉市長から章記を伝達された。
創立70周年の記念で信金中金が、各地の信用金庫と地元自治体との協働を支援した。同市の北群馬信金が推薦し、市の移住定住促進事業への寄付が決まった。
市は伊香保温泉に長期滞在型の移住体験施設を開設するなどして活用。最初の入居者が4月に市内でキャンドル店を創業した。
紺綬褒章は公益のために私財を寄付した個人、団体に政府が授与する。