深刻な人口減少に歯止めをかけようと、南牧村は1日付で組織再編し「村づくり・雇用推進課」を「移住・定住対策課」に改める。昨年末に国が発表した2050年までの将来推計人口で、村の人口減少率が全国1位の74・8%だったことを受け、移住・定住促進を強化する。
これまで移住者の呼び込みや空き家対策事業を担ってきた村づくり・雇用推進課行政改革係を独立させ、単独の課とする。村の移住コーディネーターや地域おこし協力隊を配置し、充実した施策を展開する。
長谷川最定村長は「再編でより専門的に取り組めるようになる」と狙いを説明している。