渋川市石原の住宅地内の空き地が、「ホタルのさと石原西まちなかキャンプ場」としてオープンした。ホタルの里づくりの活動地に近いことに目を付けた地主が、キャンプ場への活用を思い立った。
同キャンプ場が立地するのは、住宅地にある一般的な庭付き一戸建ての敷地(211平方メートル)。同市の今成優太さん(39)が昨夏、父の他界により土地を相続した。土地の利活用について考えた末、コロナ下でのキャンプブームに目を付けた。
「石原西ホタルの里つくりの会」などが保全活動に取り組む生息地に近く、市街地のため近隣店舗での買い物や公衆トイレの利用も可能。今成さんは「小高い丘にあり、渋川市内の夜景や赤城山も一望できる。地域の魅力も発信したい」と話す。
利用は1日1組のみで、じか火のたき火は禁止。利用料は日によって異なり、最安値は1泊999円。
予約は専用ホームページ(https://camp.widehand.org/)へ。